勇気を出して借金を告白して良かった・・・という話です

私は数年前、自分のまいた種で、100万円以上も消費者金融から借金をしていました。やっとの思いで利子だけを返済するような、気の重い日々・・。そんな矢先、ひょんなことから、好きになった男性と付き合うことになったのです。でも、借金をかかえたままで、それを内緒にしておくべきかどうか、とても悩みました。

 

先に結論から書きますと、勇気を出して告白しました。そして、結果的にはそのおかげで人生を立て直すことができたのです

 

このページに訪問して頂いた方の中には、現在借金を抱えていて、親しい人に内緒にしているという方も多いのではないでしょうか。私も、告白するまでは、そうでしたから。しかし、今だから言えることかもしれませんが、告白して失うものより、内緒にして失うもののほうが多いと思います。

 

このページでは私が借金をすることになってしまう経緯から、返済して立ち直るまでの心の動きを、なるべく詳しく書いておこうと思います。読んで頂く方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

ではいってみましょう。

私が借金をすることになった経緯

私が借金を重ねていってしまった経緯は、まさしく「ずるずると…」といった感じでした…。このように言ってしまうと、お金にだらしのないタイプに思われてしまうかも知れませんが、元々私はお金関係のことはきっちり清算しないと気持ちが悪いというような人間でした。また、友人間でもお金の貸し借りは極力避けてきました。

 

そんな、金銭関係に対しては潔癖気味だった私が、最初にお金を借りることになったのは、転職をするときでした。一身上の都合により転職をすることとなったのですが、新しい仕事の関係で引っ越しもしなくてはならなくなり、何かと物入りになってしまったのです。

 

お金が必要になってから、最初にお金を借りようかと考えたのは両親のことでした。でも私は親に相談することはありませんでした。なぜなら、私が地方の実家を出て東京へ進学(後に就職)することを決めた際に、「あんたが一人暮らしなんてできるはずないでしょう」、「自立なんてできっこない」と頭から反対され、学校を出て就職をしてから数年たってからも何とはなしに親ともギクシャクしたままで、それで親からお金を借りることを躊躇してしまったのです。

 

それに、もしも親にお金の相談に行ったりしたら、「やっぱり自立できてない」と思われてしまうのではないかと悔しい気持ちもありました。今になって思えば、あのころの私は意地ばかり張っていたのだと思います。

 

そして、次に思いついたのは友達です。でも、これもすぐに思い直しました。今まで友達とお金の貸し借りはしないと決めていた私が、お金が必要になったからといって急に友達に借りに行くなんて虫が良い話だと思ったからです。それに、友達に「あいつはお金にだらしがないやつだ」なんて思われてしまうのも嫌でした。

 

これも今になって思えば、無駄遣いのための借金でもないのだから、事情をちゃんと話せば友達は快く貸してくれたのではないかと思うのですが、やっぱりその当時はとにかく周りに対してお金の面を始めとして何事にも弱みを見せたくなかったのではないかと思います。見栄っ張りで、体面ばかりを気にする性格だったばかりに、後々に苦労することになりました。

はじめて消費者金融から借り入れをしました

周りの人たちにお金を借りることはできないと思った私は結局、消費者金融で借り入れをすることに決めました。お金はたまに街中で見かける自動借り入れ機で借りました。誰とも会うこともなく借り入れができる方がよかったので、パソコンを使って場所を調べました。最初にお金を借りる時は、心臓が早鐘を打つようにドキドキしていました。

 

でも、CMにも出ている会社だったし、30日間利息無料と謳っていたし、また、来月には転職前の会社から最後のお給金が出るのですぐにでも返すことができるのだから、と自分を安心させる材料を見つけてなんとか借り入れをする勇気を出しました。借金なんてとんでもないことなんじゃないかと思っていたのですが、手続き自体はものの1分で終了してしまい、なんだか拍子抜けしてしまいました。

 

この、煩わしさがなく借りやすいということが、私が借金を重ねて行くことになる要因の1つとなっていたのではないかと思います。少なくとも、もし最初に自動借り入れではなく、ちゃんと消費者金融の会社に行って、人と顔を合わせてお金を借りていたならば、そこまで気軽に借金をする生活にはならなかったと思います。

 

最初にお金を借りた時は、その手軽さがなんだか怖く感じてしまいました。自分が半月で稼ぐだけのお金を数分で手にすることとなったので、奇妙な罪悪感を持ちました。しかし、それと同時に、確かにわずかばかりの昂揚感もあったことを覚えています。とにかく、初めて借りたそのお金は私にとって、とても特別なお金であることだけは確かでした。

 

そのお金の使い道は主に生活費でした。私は、質素倹約を心がけ、絶対に無駄遣いをしないように気を付けました。普段、コンビニで何気なしに買っていたお菓子なども買い控え、食材などを買うときも、ちょっと安い遠くのスーパーまで足を運ぶような生活をしていました。

 

その甲斐あって、追加の融資を受けることもなく、翌月にきちんと全額の返済をすることができました。正直、すごくほっとしました。やっぱり、このくらいの借り入れは大丈夫だと頭では思っていても、初めての借り入れは緊張していたようで、ようやく肩の荷が下りたように感じました。

 

しかし、この何の問題もなく返済できたという経験が、私の金銭に関する危機感のハードルを下げてしまっていたのだと言うことを、今になって感じます。人は、綺麗な道にはポイ捨てがし難いけど、ゴミがすでに捨ててあればポイ捨てすることへの抵抗感が少なくなると言います。それと同じように、一度借金をしてしまった私は、借金への抵抗感が少なくなっていました。

二度目の借金をしてしまった話

それでも、次に借金をしたのは、初めて借金をしてから半年ぐらい経ってからのことでした。その時にお金が必要だった理由は確か、友人や知人へのお祝いが重なったとかだったと思います。この時は、すでに私の中に両親や友人からお金を借りるという選択肢はなくなっており、最初から消費者金融で借りることを決めていました。

 

やはり、いささか不安はありましたが、一度無事に返済できたということで、まあ大丈夫だろうと初回よりは軽い気持ちで借り入れをしました。この時の借金額は、10万円程度だったと思います。当然、今回の借金も滞りなく返済できるものだと思っていました。

 

しかし、急な出費というものは重なるもので、ちょうどその時期に社内の同僚と旅行の話が上がりました。断ればよかったのですが、転職先でみんなと打ち解けたいという気持ちの強かった私は、多少の無理をしてでもその旅行に参加することにしました。

 

そのため、私は前の借金を完済していないにも関わらず、追加融資を行うこととなりました。しかし、前回、前々回とは違い、避けられない出費でないことに対しての借金であったため、本当に借りてもいいものかと自問自答しましたが、結局、目先の楽しみに逆らうことが出来ずに借り入れを決めました。

 

今回の借り入れの返済は一括返済では厳しそうであったため、月々に利息を払うと共に元本を減らしていくための返済計画を立てました。自分では、計画は完璧に作れたと思っていたのですが、計画通りに返済していくことは、予想以上に苦しかったです。無理のない返済計画だと思っていても、突然の避けられない出費はあり、大きく元本を減らしていくことはできなかったです。

借金をまるで自分のお金のように錯覚してしまいました

さらに、今回、借金したお金をつい欲しいものに使ってしまい、心のタガが外れたのか、必ずしも必要ではないもののために借金を重ねてしまうことが増えました。ブランドものの衣類などは流石に借金してまで買おうとは思いませんでしたが、家電製品や家具など、「いずれは買い替える予定だったのだから、それなら早くに買い替えた方が良い」と、借り入れの返済予定のお金を使ったり、足りない分はまた借り入れを重ねてしまったのです。

 

また、最初に借金をした際に心がけていた「質素倹約」も、今回は特に意識していませんでした。今から考えれば、このころにはもう、借金によって得たお金は私にとって特別なお金ではなく、未来の自分から借りているお金ぐらいにしか思わなくなっていたのかも知れません。

 

借金しているお金を、自由に使ってよいと錯覚してしまう」というのが、いわゆる借金癖の典型的な症状だそうです。こうなってしまうと、なかなか自力で脱出することが難しくなります。身近な人が運よく助けてくれれば良いですが、なかなかその可能性も高くありません。自分の状態を冷静に見つめ直す手軽な方法がひとつあります。それは、ネットの借金シミュレーターを利用してみるという方法です。ネットですので氏名を名乗らなくてよいですから、やりやすいと思います。

 

借りたお金を返せない状態になりました

結局、返済計画通りには返済できず、さらに借金はずるずると増えていき、最終的には110万円くらいになっていました。このころには、私も大変なことをしてしまった、という思いが募っていたのですが、それと同時に、テレビに出ているようなタレントさんの中にはもっと大きな借金をしている人もいる、ネットの中には私よりもダメな人はいっぱいいる、というような思考に陥っていました。

 

人間は、大きな不安に苛まれると、同じような境遇の仲間を探したり、自分よりももっと苦しんでいる人を見つけ、心の安定を図ろうとするのだと、この時わかりました。とはいえ、気持ちうんぬんではなく、実際に私には借金があり、生活を圧迫しているのだという問題があることには変わりがありません。

 

どうにかしなくては、という思いは日増しに募るばかりですが、実際にはなかなか行動には移せませんでした。というのも、借金があるということで、日常のなかでも漠然とした不安や心配がずっと付いて回るのですが、実際の生活はさほど困っていなかったからです。

 

利息は概ね毎月払っていたので借金の取り立てなどが自宅や会社に来ることもなかったし、住む場所や食べるものに困るというほど生活が困窮しているというわけでもなかったので、多額の借金をしているという自覚が足りていなかったのだと思います。

好きな男性との出会い、そして借金の告白

そんな、借金が慢性化してしまった私が、その状態から変わろうと決心したきっかけは、好きな男性が出来たことです。チープな理由に思われるかも知れませんが、ずるずると堕落していく自分が変わるきっかけは、好きな男性のために、自分自身が綺麗な状態で接したいと感じたことです。

 

正常な状態・生活に戻ろうとする勇気をくれたその男性のことは、今でも本当にありがたいと感じています。そのようなわけで、私は、借金を全て返済し、綺麗な身空でその意中の彼に告白をしようと考えていたのですが、そこで予想外のことが起こったのです。なんと、その彼の方から私に好意を直接伝えて来てくれたのです。

 

私は悩みました。もちろん、そのこと自体はとても嬉しかったのですが、こんな借金のある状態で彼の申し出を受けても良いものかどうか。かといって、「今は無理です」と理由もなくお断りをして待っていてもらうことなんてできないとも思いました。結局、私は彼に全てを打ち明けることにしました。

 

きっと、今までの人生で一番ドキドキした体験だったと思います。最初に借金をした時の何倍も何倍も緊張しました。絶対に嫌われてしまうと思いましたが、それでも、この人に嘘をついて欺くよりも、潔く嫌われた方がましだと思うくらいには、その人のことが好きでした。

 

そして、意を決して借金の存在とその経緯を彼に告白した時、思いもよらない言葉が返ってきました。「一緒に返そうよ。2人なら2倍の早さで完済できるよ!」彼はそう言いました。私は驚きつつも、「これは私が招いたことだから自分で解決します」と必死に彼を説得しました。

彼の協力で立ち直ることができました

彼は、渋々といった様子でしたが納得してくれました。そして、彼が私の借金を受け入れてくれたため、私たちの交際が開始しました。その後、彼は何かと私が借金の完済を目指すことに協力してくれました。私が料理を作る代わりにといって食材を買ってきてくれるようになったり、デートの費用をほとんど彼が持ってくれたりと、本当にこんなにいい人はいないと思いました。

 

それと同時に、真剣に自分の自堕落な借金壁を恥じました。自分のことを、きっちりした人間だと思っていたのにちょっとしたきっかけで、自分が嫌っていただらしのない人間になってしまったということが、非常にショックに思えました。

 

本当に、自分では彼に不釣合いなのではないかと思い、そのことを彼にも相談しましたが、「人間は誰しも失敗するけど、そこから何かを変えようと頑張る人はダメな人じゃないよ」と、暖かく諭されました。

 

彼の優しさには本当に救われました。結局、金銭的にも精神的にも、彼の支えのおかげで、なんとか借金を完済することができました。しかし、もしも彼に出会っていなければ、未だに自分は借金を残したままで日々の生活に不安を抱えながら生きていたのではないかと考えるとゾッとします。

エピローグ:もう二度と借金はしません

私は、これから軽い気持ちで借金をしようとする知人がいるとするならば、絶対に止めるように説得すると思います。借金は、返せるはずだと思っていても、予期しないところで返済計画が上手くいかなくなることがあります。それに、最初に借金をした時の「私」ならきちんと完済できても、借金をしてしまった後の「私」になってしまったら返せなくなるということもあります。

 

借金は、自分の性格にも影響を与える怖いものなのです。また、消費者金融から借金をするという行為は、未来の自分から前借りしているだけだという気持ちになりがちですが、結局は誰か自分の周りの大切な人に迷惑をかけることになるかもしれないと、改めて思いました。以上が、私が初めて借金をしてから完済し終わるまでの体験談です。

 

借金しているお金を、自由に使ってよいと錯覚してしまう」というのが、いわゆる借金癖の典型的な症状だそうです。こうなってしまうと、なかなか自力で脱出することが難しくなります。身近な人が運よく助けてくれれば良いですが、なかなかその可能性も高くありません。自分の状態を冷静に見つめ直す手軽な方法がひとつあります。それは、ネットの借金シミュレーターを利用してみるという方法です。ネットですので氏名を名乗らなくてよいですから、やりやすいと思います。